【ツクヨミ】「ん……」
なるべく体重を預けないようにしたが、重かったのか、少し眉を寄せた。
【颯太】「……苦しかったか?」
【ツクヨミ】「ううん、そうじゃなくて……、あたし、押し倒されちゃったなぁって思って」
【颯太】「いや、まあ、そういうことになるんだろうけど……」
【ツクヨミ】「ああ、これからそーたに乱暴にされちゃうんだね、いろんなところ貪(むさぼ)られちゃうんだね……!」
【颯太】「あのな……」
どう突っこんでいいか迷っていると、ツクヨミは顔を真っ赤にしてニコっと笑った。
【ツクヨミ】「そーた……、いっぱいドキドキさせて」
【颯太】「ああ、まかせろ」
ツクヨミの胸の鼓動が更に高鳴っていくのを手の平に感じながら、俺は顔を寄せた。
【颯太】「いつきの胸って……大きいよな」
【いつき】「そ、そんなことないと思うけど……ひゃうっ」
胸を両手で、たぷたぷと揺らす。
【いつき】「あっ、ん、くすぐった……あふっ」
思えばこうして、じっくりといつきの胸に触れるのは、初めてなんじゃないだろうか。
【颯太】「ん~、いい匂いがするな、いつきって」
【いつき】「ちょ、ちょっと、鼻くんくんさせないでよ」
ぴったりと体をくっつけた状態で、いつきが俺に向かって抗議してくる。
【颯太】「なんで?」
【いつき】「なんでって……恥ずかしいからに決まってるでしょ」
言葉の通り、恥ずかしさからか、頬を赤く染めるいつき。
俺はそんな反応が可愛らしくて、ついつい悪戯したくなってしまう。
【イナリ】「ちっ、違うっ、そこじゃない……んはっ、そここすっちゃ……あ、あん、あ、あァァッ!」
【颯太】「イナリ……くッ!」
【イナリ】「ひゃああぁあッ!! んぁァっ、んああーっ、あ、あっ、んぁぁッ!」
あふれそうな声を押し殺しながら、イナリの奥を目指して突き込んでいく。
【イナリ】「ああぁあぁっ、颯太ぁ……ッ! だめっ、そんな奥、突いちゃ……んんッ! ふぁ……あ、あぁぁぁッ!」
【颯太】「イナリッ……イナリぃ……!」
【イナリ】「んんッ、んああぁぁあッ! ひあッ、あァッ! はげし……颯太ぁ、んあ、あ、あ、あぁあぁぁあ!」
腰をぶつけるたびに、イナリの大きな胸がゆさり、と揺れる。肌に貼りついた金色の髪がとてもいやらしい。
【イナリ】「はぁぁッ、んんッ、んぁぁぁぁ……ッ!! はっ、あん、あんっ、んくっ、ふああぁァァ!」
気がつけば、俺はただ力任せにイナリを突き上げていた。
【イナリ】「そ、颯太ッ、わたしまた……んふっ、ふあぁぁッ、あっ、あっあ、んんッ、んぁ、あああぁぁあッ!」
【颯太】「痛いか、サクヤ……?」
【サクヤ】「だ、だいじょうぶ……ですわ……っ。い、いたくなんかないですっ、 だいじょうぶ、ですっ……」
【サクヤ】「颯太さんのを……受け入れているのに、痛いなんて……失礼ですわ……」
【颯太】「サクヤ、可愛いな……」
言って、サクヤをギュッと抱きしめる。
【サクヤ】「あっ……」
サクヤの口から、小さな吐息が漏れる。
【颯太】「全部、入っちゃったな……」
【サクヤ】「ええ……すごい……颯太さんが、お腹の中にいらっしゃいます……」
サクヤが呼吸をするのと同時に、俺のモノへの締め付けが微かに強くなった。
【サクヤ】「中で、ピクピク動いて……その度にわたくし……気が変になりそうです……」
【ツクヨミ】「これ……欲しいよぉ……」
【颯太】「えっちになったなあ、お前」
【ツクヨミ】「ばか……誰が、そうしたんだよぉ……」
言いながら、割れ目に押し当てたペニスを動かし、擦りたてる。
【ツクヨミ】「んっ、ん、ふあっ、あん……へ、へんたい……すけべ……えっち……そーたのえっち、はぁん……」
【颯太】「ツクヨミだって、人のこと言えないだろ?」
クリトリスはすぐに濡れ濡れになって、硬くしこり、擦るペニスへはっきり感触を伝えてくるようになった。
【ツクヨミ】「はぁ、あ、ああん、あ……やあん……んっ、んっ」
ツクヨミの、足のつけ根に筋が浮き、割れ目からのぞいている陰唇がひくひくする。
白濁した汁が、そこからあふれ出てきた。
【ツクヨミ】「ち……ちょうだい…………入れてっ!」
【いつき】「ちゅっ……ちゅる……んむっ、変な味……」
いつきの熱くぬめる舌が、俺のモノを這う。そのたびに、ビクンビクンと腰が動いてしまっていた。
【いつき】「あふ、すごく反応してる……私にこうやって舐められるの、気持ちいい?」
【颯太】「あ、ああ、かなり……」
隠したところで意味はないので、俺は素直にそう答えた。
実際のところ、舌で舐められる刺激は、挿入するのとはまた違った快感だ。
【いつき】「そうなんだ……んちゅっ、ちゅっ、ちゅちゅっ……」
【颯太】「あっ、くっ……」
【いつき】「颯太ってば……ちゅっ、ちゅぱっ、私の舌、気持ちいいんだ……」
【いつき】「れるれる、ちゅるっ、ちゅぷちゅぶ……んっ、んちゅっ、ちゅぱぁっ」
いつきの舌の動きは、たどたどしくはあるものの、舐められるたびに、背筋にゾクゾクと電流が走る。
【イナリ】「んぁっ、あ、あ……んやぁ、ん……んぁ、あッ」
力を込めると、果実のような胸が手のひらで形を変える。
【イナリ】「あ、あっ……んぁぁ、んっ、んっ、まっ、待って、そう、たぁ……あっ、あぁっ」
【颯太】「これも……取っちまうな」
【イナリ】「えッ、そ、それだけは……ッ、そうた待って……ん、ん……お願い……ッ!」
【颯太】「ダメだ待たない。今のイナリの言葉は信用しないっ」
【イナリ】「そ、んな……んンッ、んぁ、あ、あッ、どうしてぇっ、あぁ……あん、んぁ、あぁっ」
【颯太】「だって今のお前は素直じゃないから」
告白といい、さっきのキスだってそう。拒絶できるタイミングはいくらでもあった。
今だって彼女はうわごとのように拒絶の言葉を並べるだけで、俺にその身を預けてくれている。
【イナリ】「ッ……そ、それはぁ……んくッ、んちゅっ、んっ、んんンー……!!」
逃げようとするイナリを唇で押さえつけて、胸を覆う最後の一枚に手をかける。
【サクヤ】「ふあぁ、あああ……う、ああぁぁっ!」
突然、サクヤの頭がビクッと上を向く。
【サクヤ】「はぁっ、はっ……きゅ、急に体勢を変えるのは、はあっ……! や、やめてくださいましっ……!」
【颯太】「そうか。サクヤは中で動かされると、気持ち良すぎて、思わず声が出ちゃうんだな」
【サクヤ】「あ、く、うぅっ……そ、颯太さんのいじわるっ」
俺も耐えるのはちと辛いが、本格的に動く前に、もう少し休ませた方がいいかもしれない。
サクヤと繋がったまま、軽く腰を左に捻る。
【颯太】「どうだ、サク……」
【サクヤ】「ふああぁぁぁぁっ! あっ、あっ、あっ、ああああああああ~っ! ああああぁぁぁぁ~っ!!!」
【颯太】「…………え?」
【サクヤ】「あ、う、うああぁぁぁぁっ、あっ、あ~っ……だめ、だめ、だめだめ……ひあっ、んっ、ん~っ!」