プチ |
……これで良いのかな? |
ゴンゴン |
映ってるのか? これで…… |
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ああ、映ってる映ってる。あのオンボロとはえらい違いだ。 最初からこれでやれというのだ全くもう。 変なところで貧乏性なんだから……… |
……オホン。凰華女学院分校の理事長、風祭みやびだ。 |
ん? そこのお前、初めて見る顔だな。 そうだお前だ! まずは練習! ……なにぃ? 何の練習かだと? そんなものきまっとろーがっ!! |
腕を大きく振り振り 『みやびちゃんぷりちー』 と声が枯れるまで繰り返せ! 終わるまで他の者は休憩。 続きはコイツの練習が済んでからだ。 いいな? 休んだりするなよ!? 1回1回誠心誠意叫べ! すぐに始めろ!! |
……………………
……………… ………… …… |
へぇ、最近の結婚式はこんな事になっているのか………。 ん? お前、何で口をパクパクさせているんだ? あん? 喉が痛くて声が出ない? |
この軟弱者っ!! |
そんな事で このあたしの下僕が務まると思っているのか!? ……まあいい。 代わりにそこでカメラを回せ。 それぐらいならお前でも出来るだろう? |
よろしい。では続けるとしよう。 ここはあたしがお前達を好き勝手に弄ぶコーナーだ。 ……なに? 学院についての説明をするコーナーではないのかだと? 無駄だ、諦めろ。ここには殿子もリーダも居ないからな。 誰もこのあたしを止める事などできん。 次回以降もそのようにするので覚悟しておくように |
むっ!? お前今、子供が野放しとかゆったな!? 聞こえたぞ!! ……教えてやろう。この世界には言ってはいけない事が3つある。 あたしの背丈と、あたしの胸と、 あたしが子供っぽいという話題だっ! |
………良いだろう。 今回はお前のその勇気に免じて2つの選択肢をやる。 1つは今すぐ死ぬ。 そしてもう1つは散々長々と苦しんだ挙句やっぱり死ぬ。 どっちがいい? 勇気を持って誇り高く選べッ!! |
ガツッ、ガタンッ ザッ、ザザザー |
くらぁ! 逃げるなぁっ!! 死ねー!! 死んで詫びろーー!! みやびちゃんは胸が大きかったってみんなにゆえーーー!! |
バリバリバリッ、ブツン |